- 2010/3/11
3月レース帆走指示書 (2010/3/21予定)
共同主催 JASF外洋東海
富貴クラブ
衣浦ヨットクラブ
碧南ヨットクラブ
亀崎セーリングクラブ
1、適用規則
セーリング競技規則(RRS) 2009-2012 及び本帆走指示書とする。
2、 責任の所在
1)艇と乗組員の安全の確保はオーナーの避けられない責任であり、オーナーは所有艇が十分に艤装され、かつ必要な耐航性を保ち、荒天の海にも適した経験豊かなクルーを乗り組ませるようにしなければならない。オーナーは船体、スパー、リギン、セールおよび全ての備品を確実に整備し、また安全備品が適正に維持格納され、それ等の使用法と置場所を乗組員に熟知させておかなければならない。
2)乗組員は、自己の責任において自身の安全を確保し、落水等のないよう努め、かつ艇と乗組員の安全の確保に努めなければならない。乗組員は、荒天の海にも耐え得る精神力と体力を養い、かつ操艇または作業ができるよう技術を磨き、また全ての装備および安全備品の使用方法と置場所を熟知するよう努めなければならない。
3)何れの艇に乗るか、またレースに参加するか否かは全て各乗組員の責任のみで決定される。
4)レース艇がスタートするか否か、またレースを続行するか否かは、全て各艇の責任のみで決定される。
5)参加艇や乗組員の事故(死亡、傷害、沈没、破損等)および第三者に与えた損害については主催団体は如何なる責任も負わない。
3、競技者への通知
レース本部からの通知及び帆走指示書の変更等は、予告信号10分前までに、本部船から通知する。
(L旗掲揚、白板掲示等)
4、 レース日程
2010年3月21日(日)予告信号 AM10時55分
5、 コース
スタート(矢作ブイ付近) → 上マーク(反時計回り) → 下マーク(時計回り) → 上マーク(フィニッシュ)
6、 マーク
マークはオレンジ色ブイを使用する。
7、本部艇
スタート本部艇 フェアウインドウ ツボイ10.3 ハルの色 白色 衣浦ヨットクラブ旗を掲揚する。
フィニッシュ本部艇 よのすけ YAMAHA21C ハルの色 茶色 衣浦ヨットクラブ旗を掲揚する。
8、 スタート
1)スタートは ,RRS26を用いクラス旗は、JASFクラブ旗を使用する。
信号 | 旗の音響信号 | スタート信号までの時間 |
予告 | JASFクラブ旗音;響1声 | 5分 |
準備 | P旗またはI旗;音響1声 | 4分 |
1分前 | 準備信号の降下:音響1声 | 1分 |
スタート | JASFクラブ旗の降下:音響1声 | 0分 |
2)スターティングラインはポートの端となるオレンジ色のマークとスタートボードの端となる本部艇のマストに掲揚したオレンジ旗との間とする。レース艇はスタート信号後、10分以内にスタートしなければならない。同時刻までにスタートしなかった艇は、 DNSとする。
9、個別のリコール
リコール艇があった場合に、本部艇に X旗を揚げ音響信号1声が、発せられる。掲揚の時間は、すべてリコール艇がスターティングライン、又はその延長線のプレスタート・サイドに完全に入るまで、また規則 30 .1(ラウンド・アン・エンド規則)が適用された場合には、それに従うまでとする。
10、ゼネラルリコール
スタート信号時に、スタートラインのコースサイドにいる艇、もしくは規則 30の適用を受ける艇を特定できない場合、又はスタートの手順に誤りがあった場合、本部艇にゼネラルリコール信号第一代表旗を掲揚し、音響信号2声を発する。第一代表旗は次の予告信号1分前に降下する。
11、スタートの延期
スタートの延期は、本部艇に AP旗を掲揚し、音響信号2声を発して通知する。スタート予告信号は AP旗降下1分後とする。
12、レースの中止
レースの中止は、本部艇に N旗を掲揚し、音響信号3声を発して通知する。 N旗掲揚した場合は、その日のレースは行わない。
13、フィニッシュ
フィニッシングラインはボートの端となるオレンジ色のフィニッシュマークとスターボートの端となる本部艇のマストに掲揚した KYCクラブ旗との間とする。
14、コース短縮
S旗を掲揚したコッミティーボートとマーク(ブイ)との間とする
15、タイムリミット
タイムリミットは、スタート後240分とする、またはトップ艇フィニッシュ後60分のどちらか遅い方とする。
それ以前にフィニッシュ出来なかった艇は DNFとする。
16、 抗議
本レース委員会は、レース中にいかなる抗議も受け付けない。
17、失格に代わる罰則
RRS第2章の規則違反については、失格に代わる罰則として、( 720°回転)の罰則が適用される。
18、レース旗
1)レース参加艇は各クラブ旗を予告信号からレース終了まで、もしくは棄権するまでバックステイに掲揚しなければならない。
2)レースを棄権した艇は、直ちにレース旗をおろし、速やかに近くのコミッティボートに報告しなければならない。
19、レース艇の義務
出艇申告しない艇は、スタート本部艇へ直ちに連絡しなければならない。
途中、棄権した艇またはタイムリミットに掛かった艇は、本部艇へ速やかに報告しなかればならない。
20、レース委員会(レース本部)の所在
レース委員長 坂本 欽吾
レース副委員長 山内 厚
- <参考> JSAF外洋レース規則 第7条 エンジンの使用
- 落水者救助、遭難艇(船舶)救助、衝突回避、その他の緊急事態に対処するためにエンジンを使用することが出来る。
- 但し、エンジンを使用した場合には、その状況(使用した目的、時間、場所等)についてフィニッシュ後レース委員会に速やかに報告しなければならない。漁船、その他一般動力船との出会いでは、衝突回避が最優先です。微風時、視界不良時には、エンジン使用が衝突回避に有効な場合があります。無用なトラブルを避け、遠慮なく活用し、報告ください。
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